【1988年】【4月・5月・8月号】Beep 1988.04&05&08

予告しておりました、Beep 1988年4月・5月・8月号 となります。

表紙。88年は独特な画風の表紙ですよね^^;

4月号ですが目次のダメージが酷いので飛ばして、遠藤さんのコーナー特別版。社会現象となるほどの大人気となったドラクエⅢと言う事で、この4ショットはなかなか貴重なのでは無いでしょうか^^ でも100万人デバッグは恐怖ですよねー^^; 他、ドラクエI作った時にも社会現象になる予想は半々だと思ってたとか、スーパーマリオを抜きたいとか、色々語られてます。

新作コーナーはPCエンジンのR-TYPE等に続いてMSXのパロディウス。当時凄く遊びたくてファミコン版出ないかなと思いましたが出ずに、まさかのアーケード版が出るとは!移植ではなく内容がかなり違いますが。そしてそれがファミコンに移植されましたがスーファミ版が全然良くてファミコンはちちビンタまで変更されてたので、それならファミコンにはこのMSXのをパワーアップ移植して欲しかった!><

なおドクトルだみおコト岩崎氏の「デザインで見る」でも、糞難しいけど他機種版と結構ステージが異なるMSX沙羅曼蛇を紹介してます。

シューティング・アクションゲーム教本特集と言う事で、A-JAXから。3Dステージはひとまとめでざっくり攻略となってます^^; が、2Dステージはマップ載せて詳し目に攻略されてます。

続いてのSDIは、アーケード版ではなくマークⅢ版ですね。位置覚えの為にラップを使うとは…当時のアニメCG描く時に使うラップスキャンみたい^^ 友人に本体ごと借りて遊びましたが、本来トラックボールでマーカー移動、スティックで自機移動、ボタンで発射だったのでなかなか無理のある操作なんですよね^^;

ゲームデザイナ対談で、Mr.Do/スターフォース/ソロモンの鍵/女神転生等々を作られた上田和敏氏と、忍者くん/ぺんぎんくんWARS等を作られた藤沢勉氏が、ゲームのハマりについて対談してます。当時普通のプレイヤーが初見でつまづく山の目安は3分だそうで、強いボスを出す以外にも強弱の雑魚を組み合わせてとかの話や、ウィズや大戦略にハマってるといった話をされてます。

セガ特集ではスペハリ3Dのステージ1~7を紹介。ドムもどきも大概でしたが、まんまタイファイターやんけ^^ せっかくロボットはオリジナルデザインぽいのに…。

売上(インカム)ランキングはパソゲー/コンシューマ/アーケードが別ページだったのが統合されてますね。パソゲーはいつもの様にファルコムと光栄が強いなと思ったり、アフターバーナーはアーケードとマークⅢ両方1位で大人気ですがパソコンとファミコン版は?と思ったら89年発売ですね^^

5月号目次と、PCエンジン新作の最後。「デザインで見る」はドクトルだみおコト岩崎氏が、当時頭が狂ってしまったという初代ロックマンの紹介で、バランス100点とのこと^^ そしてワードナの森は延々と延期されて、結局出ませんでしたねー。まあ出ても買う気無かったですが^^;

MSX2の新作はテスタメント他。これイマイチ88SR版と見分けがつかないのですが、どの画面モード使ってるのですかね?スプライトも未使用だったり?

遠藤さんのコーナーはチャムファウやレッシィやクェス等のCVの川村万梨阿さんですが、遠藤さんが会いたかっただけだったりでは?何やこのツーショ^^; さておき結構ゲームお好きだったのですね。まだ出て無いので話題に出ませんでしたが、後に私がドット打ったスパロボも遊んで頂いたのかな~?><

歴史ゲーム特集とのことですが、どちらかと言うとSLG特集で武田信玄や忍者以外に、フライトトレーナーやこちらのスーパー大戦略等も載ってます!^^ なお右上の池内利栄(本名)ちゃんはブレザー制服以外にパジャマや着物×2や迷彩服のコスプレさせられて色んな歴史を体験したとの設定(でも夢落ち)ですが、S44年生まれとのことで、今は当時の自分位の娘がいたりしそうですね。

歴史ゲームと言えば当然光栄は外せないわけで、維新の嵐発売前のインタビューとなってます。でも部長の堀口氏も営業の三浦氏も知らない^^; 社長とシブサワコウで信長の野望を作ったとの事ですが、当時なら同一人物ですよね^^ ファミコンでも歴史ゲームがどんどん発表されているの光栄としてもとてもいい状況との事ですが、ホントです?歴史ゲーム出すと某女史から電話掛かって来ると昔居たソフトハウスの社長から聞いたのですが><

そして歴史ゲームお買い得情報は88スーパー大戦略とFC独眼竜政宗が★5で、98のアートオブウォーやFCナポレオン戦記等が★4ですね。

そしてまたまたすぎやま先生と、富田丈氏との対談。誰?と思ったらサウンドクラブの連載されてた方ですね^^ ジーザスについてや、曲を作るのと打ち込みはサウンドプログラマーと分業してるとか話してます。私のゲームでサウンドドライバと曲作ってくれてた同僚が移籍して、FFの召喚獣プログラム作ってたりしたなー^^

5月号のBEST9ではドラクエⅡ/Ⅲが強いですが、ⅢもMSX2で出てたらかなり売れたでしょうに何か勿体ないですね^^; そしてアフターバーナーも1位・2位で強いですが、売上的には…いやでもアーケード筐体は圧倒的単価だろうし、どうなんでしょう?^^

8月号の目次と、BeePressは色々数字が載ってて良いですね^^ ファミコンが1100万台で飽和?でTVゲーム市場が3570憶から縮小してて、TVゲーム2840憶+ゲーセン2400憶+パソゲー237憶との事で今の2兆円市場より大分小さいですね。そしてパソコンはまだ8bit機が85.6%とのことで、これが90年頃にはほぼ98になるのですよねー^^;

新作アーケード紹介。メルヘンメイズは珍しいクォータービュー+美少女キャラで、当時またナムコがギャル路線やな~と思ってましたが、モモやワルキューレと比べると人気イマイチでしたよね?アームドエフはそう言えばあったな~位の認識なのですが、PCエンジンに移植されてたのですね。P-47はアーケードは多分1回遊んだくらいでPCエンジン版買いましたが、変に敵が硬いからかSEショボいせいか、イマイチ楽しめなかったです^^;

夏休みを256倍楽しむ方法!?では風雲たけし城を6ページとか、ワンダーウォーズ(巨大迷路+光線サバゲ―)やらのアトラクション施設を先ず紹介。続いてリングの王者やゴールドメダリストといった多人数プレイアーケードゲームをカラーで紹介し、白黒ページでウノや配水工事といったカードゲームや、スコットランドヤードやクルーマスターといったボードゲームの紹介してます。たんばはX68000に移植されてましたが、ユーザー層に合わないんちゃうかなあと思ってました^^;

ドクトルだみおコト岩崎氏の「デザインで見る」はイースⅡ!続編にしてはストーリーに一貫性があり過ぎで矛盾や無理が無いとかべた褒めです^^ ディスク3枚に収まりきらずにキリの良い所で第一部完としたのでは、って推測ですが、後にⅠ・Ⅱを1本にまとめてPCエンジンROM2版作ったり、正に分割された開発事情等をイース通史として何冊も執筆したり、縁があったのですねえ凄い!><

まーたセガ特集も載ってましたが、飛ばして攻略コーナーのめぞん一刻完結編。ゲームは遊んでないですが、アニメはずっと観ててこのプロポーズのシーンは感動しましたね。作画もやたら良かったし^^ 後こずえちゃんより八神派でしたが、ところで私アニメの最終回観て無い気がする^^;

8月号のBEST9は岩崎氏のコーナーでも紹介してたイースⅡが、パソゲー1位!めぞん一刻も売れてますね。アーケードはやはり大型筐体が強いですが、ゲーセンならではですしね^^

88multi2
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  • レトロゲーム誌収集とその電子化・研究に今更ハマったロートルゲーム開発者・3児の父。研究の成果?をまったり発表してます。以下のXにてブログの紹介等ポストもしてます。
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