【1986年】【1月・2月・12月号】マイコンBASICマガジン 1986.01&02&12

予告しておりました、マイコンBASICマガジン 1986年1月・2月・12月号 となります。

3年以上ぶりの本誌紹介となりますが、86年のベーマガ1冊も紹介して無かったので、3冊まとめての紹介しちゃいます!^^

1月号本誌の目次と、ページ順が後ろの記事と入れ替わりますがスーパーソフトマガジンの目次。50機種64本ものソフトのリスト載ってるのって、特にマイナー機種ユーザーには有難かったのではないでしょうか!?^^

当時の主力PCのグラフィック能力について解説してます。640×200ドット8色(RGB各1bit)が多かったのから、色々個性化されて来た時期ですよね。まず77AVは320×200ドット4096色(RGB各16bit)を実現!しかもパレットの割り当てでゲームに便利な、重ね合わせ付きの64色2画面・16色3画面等が使用可能で、更に横8ドット/縦1ドットごとのハードウェアスクロール機能も持ってるみたいなのですが、その辺重要なのに全然書いて無い^^; 続いてMZ1500はX1でお馴染みのPCGを実装!代わりにグラフィック画面はMZ700同様無いままと思っていたのですが、あったのですね。PCGが24個しか使えなくなるみたいだけど。続いてMZ2500。

640×400ドット16色という、後の98VM並みのグラフィックの他、320×200ドット256色とか、RAM拡張でそれを2画面とかハードウェアスクロールはあるわPCGもあるわ、8bit機最強では無いでしょうか?そしてMSX2は安価で専用モニタも要らないのに、256✕212ドット 256色ハードウェア縦スクロール付きは素晴らしかったですね!横スクとか16色2画面重ね合わせとかもあるともっと良かったですが。スプライト強化の詳細書かれてないですし当時私もよく分かって無かったのですが、横4枚だったのが8枚並ぶ・ライン毎に別色可・2枚使用で3色/3枚で7色になったのですよね。そして66SRは…記事だとわかりにくいですが、320×200ドット15色…mkⅡの160×200ドットより解像度上がったけれど、これ買うならMSX2になるよなあ。

スーパーソフトマガジン、アーケードはスぺハリ、ガンスモーク、テーカンワールドカップと、こちらのロードランナー魔神の復活が紹介されてます。キャラやブロックが大きくて綺麗なのに、ファミコン版みたく面が半分隠れててスクロールしないのが良いですが、これっていわゆるチャンピオンシップロードランナーとは違うのですよね?え、3作目?

パソゲーはザ・スクリーマーに続いてこちらのトリトーンを紹介。当時はグラフィックがイマイチでピンと来てなかったのですが、サイドビューなのでハイドライド+ドラゴンバスター的で、イースⅢやゼリア―ドの祖先的な面白さがあったりしたのでは!?気のせい?^^;

イースⅡのリリアより先に振り返りアニメしてたセイバーを攻略。ホントグラフィックが良いですが、98用のみで私は遊べなかったのですよねー><

他、ファミコンのスターラスターや、白黒ページではモトスやASOやドルアーガのボドゲ等も紹介してます。

続いて2月号本誌の目次と、スーパーソフトマガジンの目次。やはりベーシックマスターやJR100/200やPASOPIAやS1やぴゅう太やVIC1001等含む新旧50機種64本ものソフトのリスト載ってます^^

MZ2500用ゼビウスは紹介記事もあったのですが、白黒で全然良さが伝わらないのでこちらの広告を…せっかくのアンドアジェネシスをページの折り目に置くなよ!>< さておきアナログカラーが本当に美しいですが、動画観るとスプライトが無い悲しさで動きが若干ぎこちないのと、キャラ同士が重なると四角く欠けちゃうのが残念ですね^^;

スぺハリはカラー3P載ってます!やっとPCがゼビウスを良い感じに移植できるスペックになってきたら、アーケードは今度は拡大縮小使いまくりで引き離すのですよねー>< ムービング筐体込みで大人気となり、ゼビウスに並ぶ移植されまくりとなりましたが、あの手この手を使っても再現はかなり厳しかったですよね^^; 私はPCエンジンで少しキャラが小さ目のスぺハリを楽しみました。

スカイキッドは横スクで珍しい逆スクロールSTGですが、私はファミコンで楽しみました^^ そんなにアーケードと遜色無い様に見えますね。ファイナライザーは21世紀まで移植されなかった1本のようですが、ゲーセンで見た記憶も無いですねえ。ロボゲーなので遊んでみたかった気もします。

ザナドゥに続いてパラディンの紹介。高校2年生の投稿作品で、アイデアも素晴らしいとの事ですが、ラブひなやネギまの作者にして今や国会議員の、赤松先生の作品なんですよね^^ どんだけ多彩な才能やねん。私と友人の作品もせめて1年早く完成してたら、I/Oも販売or掲載してくれたかなあ><

そしてブラスティに続いて、デゼニワールドが攻略されてます。前にも書きましたが、ボリュームもグラフィックのクオリティも前作より上がったのに、人気はイマイチだったのか他機種含め周りで遊んだ人全然居ないのですよねー^^;

12月号本誌の目次と、またページ順が後ろの記事と入れ替わりますがスーパーソフトマガジンの目次。46機種68本のソフト掲載となり、ぴゅう太やVIC1001用が無くなってる><

新製品がピックアップされてて、まずは夢を超えたX68000から。16bitCPU。6.5万~16色の背景が1~4枚、更にPCGあるテキストにBG面、16×16ドット16色128~256個のスプライト等アーケード顔負けの圧倒的な性能で、たちまち大人気になりアケ移植も一杯出ました^^ ただ、モニタ4:3なのに何故256×256とか512×512とかの解像度にしたのでしょう???この為に、ほぼ正方形ドットのゲームの移植は余計な苦労したのでは無いでしょうか?(なお私も経験しました^^;) また折角の高性能でしたが、登場の頃にはアーケードは回転拡大縮小基板でヒット作が出はじめ、スぺハリやアフターバーナーやA-JAXの移植は大変だったのではないかと思います。

続いてMSX2のHB-F1が紹介され、更にこちらのFS-A1の紹介。それぞれ3.28万円と2.98万円はホント魅力的でしたね!マジで256色羨ましくてA1買おうか検討しましたが、横スク等無いのとスプライトがまだ弱いかなと3を待つことに^^; 2+で横スクは付いたものの、2画面やスプライト強化は無いまま21世紀になりましたが>< そして77AV40は、640×200ドット8色2画面とか、320×200ドット26万色とか、更にグラフィックが強力になりましたが、専用ゲームって出たのでしょうか?

’86AMショー完全レポート。アウトランは素晴らしかったですが、レーシングカー型の筐体!?と思ったらただの展示でした。そして出品ビデオゲーム全紹介ではまずダライアスや奇々怪々が光ってますが、UFOロボダンガーってテラクレスタの続編なんですね?動画観たら確かに似てました^^

続き。有名所は源平や怒号層圏でしょうか。遊んだ事無いですがアレスの翼やリアル麻雀牌牌も多少有名では?と思いましたが画面載って無い^^;

MSX2版悪魔城ドラキュラの紹介。ファミコン版より画面綺麗なのですが、スクロールせず画面切り替えなのがちょっぴり残念でした。MSX2でハードウェア横スクロールも実装されてればなあと思いますが、スペースマンボウの技術を使えば横スクも可能だったのですかね?

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