【1981年】アニメック 1981.15号&19号&20号&21号

予告しておりました、アニメック 1981年15号&19号&20号&21号 となります。

何と初の4冊一気に紹介です!まあその分1冊は少しずつとなりますが^^;

15号の目次。そしてガンダムの映画化決定と言う事で20P以上の大特集してて、カラーでは1話から12話までを振り返ってます^^ 13話までの入れて欲しいシーンもまとめられてますが、実際グフとの初戦まででしたね。

白黒ページではファン(誰?)の期待と不安なんかも紹介してます。そしてメカ紹介。コアファイターの初期案はガッチャマンとかそちら系っぽい?

モビルスーツの初期案。ガンダムはガンボーイと呼ばれてた頃だと思ってたら、最近の説だとその名称は否定されてますね。アニメックで見たように思いますが…。ガンキャノン、ホワイトベース、ザク、ガンペリーは初期と大きくは変わって無い感じです。ムサイは反対向きだとホンマUSSエンタープライズに主砲付けたっぽい^^; 黒髪の女子はセイラさん・マチルダさんより好みだし出て欲しかったなあ^q^

タイムボカンシリーズの影の主役とも言える悪玉トリオの特集で、中の人3名+富山氏のインタビュー載ってます。初期は結構アドリブだったのがもう台本に入ってる様になってったのですね^^; 50年後我々はどうなってるのか何て話題も出てるのですが、40年以上経って、皆さんもう鬼籍に入られたの寂しいです><

トライダーG7結局ほぼ観てないままですねー。OP結構好きなのですが^^ イデオンサブキャラ集は、モエラが人気あったってマジ!?なおデッカバウは友人が、謎の円盤UFOのインターセプターとか言ってましたが、1発撃ったら丸腰なあたりが似てますね^^;

ジグ・マックはそれまでの重機動メカより強い感じでドム的な位置付けだったと思いますが、終盤はもの凄い物量で攻めても全くイデオンにかないませんでしたね^^; ロッグマックはギミック好きでプラモも買ったのですが、映画には当然の様に双子の悪魔共々全く出て無かったの残念。そしてキッチキッチンはTVも数話でしたが、映画は秒で首飛んでくの酷過ぎます!><

ライディーン後期、コンバトラー、ボルテス、ダイモス等の長浜監督の追悼コラム。50前で亡くなられたのですね…TT ベルばらの降板劇に関しては、まだ書くことは出来ないとしながらも、小牧編集長は長浜監督と同意見とのことです。自費出版を考えていた本のお手伝いを頼まれていたそうで、ファン?の連絡先を尋ねる形で終わってますが、結局その「往復書簡集」って出版されてないですよね…?

19号の目次。ガンダムの大河原氏のこのジェットストリームアタックのポスターは、当時カッコ良すぎて痺れました!

大河原氏のインタビュー。メカデザイナーという職業が成り立った生き証人ですね^^ コアブースターはGメカの要素が一切なく、デザインも兵装もシンプル過ぎて好きじゃないのですが、何かのTV特番観た記憶だとアレほぼ富野御大のラフまんまですよね^^; メカデザイナー養成校みたいなのが出来たらいいけどって話も出るのですが、今やとっくにあるの凄い。

ぬえの宮武氏と河森氏のインタビュー。日本では情報の入手が二次文献より先で、5~10年遅れるなんて話が^^; 軌道エレペーターとかテクノポリス21Cのスキャニーの話も出て来ます。

出渕氏のインタビュー。3分でヤラレル敵メカの話…はしないでヤマトに魅了されて道を踏み外した?話とか^^;

大山のぶ代氏のインタビュー。これからも続けていけると思いますとおっしゃられてて、ドラえもんの交代が2005年3月で、それまでの26年間、このインタビューからも24年演じられたのですねえ。私にとっては今もドラえもんと神勝平とモノクマはのぶ代さんです^^ わさびさんも良いですけどね。

20号の目次と出崎監督のインタビューの1P目。もう劇場版コブラの話もされてます。止め絵・光と影の魅力についても語られてますが、コブラでも多用されてましたね^^

富野御大のSFアニメインタビュー。SFマニアでもファンでも無いとの事ですが、最早富野御大が何を言われても、また後に覆されても、特に驚かなくなってる自分^^; ジャンル分けやレッテルに価値は左右されないというのは、その通りだと思います(小並感><)

先の出渕氏のインタビューでも対決エピソードが出ていた、西崎氏のインタビュー。39話あればさらばはいらなかったとか、松本先生とは仲が悪くないとか、ガンダムの話が出てくるの面白い^^ くれぐれも悪口を言ってる様な書き方をしないでと言いつつ、辛辣な事を言いまくってます^^; 最近も豪快な当時の逸話とか出てましたねー。

出渕さんと河森さんの登場多いなと思いつつ、お二人の対談。私の今の息子と同年代なのに、しっかりされてるな^^; こちらでもSFの定義とかについての話が出てますが、今って決着付いてるのでしたっけ?どちらにせよこれはSFだ/そうじゃないとか、SFかどうかで作品の評価が変わるとかはナンセンスですよね。出渕氏がメカニックデザイン以外もしたいとの魂の叫びがありますが、後にディードリットのデザインが日本のエルフのイメージを決定づけてしまうとか、この時想像もされてないだろうな^^

あだち先生のインタビュー載ってます!地元の漫画家で兄上の話は出ないのですね^^; アニメ全然観て無いのにガンダムを無理やり見せられた話は他でも読んだ気がします。10年前ならみゆきは許されなかったそうですが、私小中でエリート狂奏曲とみゆきでラブコメに目覚めたんだけどな~^^

貴重なカラーページでイデオンのお遊び特集。スタッフの似顔絵はタッチが違うので凄い違和感^^; コナンとジムシィとアンはキャプション無しって>< 真ん中はルパン?

21号の目次。タモリ氏のインタビューがあったりします。そしてダグラム特集の1ページ。クラブガンナーもダグラムも今見てもカッコええなあ^^ キャラデサはまあ…うん。

リメイク版も無事終了した、うる星の当時のピンナップ。キャラデザが随分違いますよね。チェリーの等身が高い^^ 高田明美氏の後のタッチとも結構違ってて、あんまりカワ…いやええか^^;

SFアニメとは何だ特集第2弾で、ぬえの宮武一貴氏にまたインタビュー。氏によると富野御大はSF人間ではなく、ザンボットは高千穂先生の仰ったように、ラストでSFになりそこねたそうですが、なるほどさっぱりわからん^^;

ナニメあったなあ!忘れてた。アニメックで流行らそうとして全く流行らんかった感じでしょうか。つまらぬものを面白く楽しみうるならそれがナニメなのです!なるほどこれもわからん><

BEM(Black Eyed Monsterだと思われますが、バック~と書いてある^^;)のコーナー。BEMのアイデアは脚本家が考えて湖川氏が画に~とのことですが、ドウモウってデューンのサンドワームでは…^^ 吾妻先生の深い意味は考えないんです良いなあ。

SFヒーロー列伝は赤影。小学生の頃よく再放送をしていて、好きでしたねえ。特に怪獣を操る様になってから^^ リメイクしないかなとチラッと思いましたが、スーパー戦隊で何年か毎に忍者や侍モチーフってるし新鮮味無いかな…。

さてDANCONⅢのオープニングアニメが、カラーの少ないアニメックでカラー5P使って載ってます。のっけからジェットビートルやら宇宙の戦士のパワードスーツやら、これでもかとパロディの嵐で、当時友人がゼネプロで購入したビデオ見せて貰って感動したものです^^

続き。先の友人は同じくゼネプロでイデオンゲージ買ってましたが、そこから輪をかけて怒涛のパロディラッシュで、私これでパロディ好きに目覚めたのかも知れません^^ 最後にスタッフの庵野氏・赤井氏・山賀氏らの名前が載ってますが、白黒ページでは誰もアニメの作り方を知らなかった集団が、徹夜当たり前で1ヶ月半、大会当日朝に音が入って届けたとか、岡田氏が語られてます。

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