【1988年】【12月号】月刊ポプコム 1988.12
月刊ポプコム1988年12月号です。
また購買意欲を煽るとは思えない表紙です…。
目次。最初はログインのプログラムオリンピックだったと思うのですが、PCゲーム各誌で毎年ソフトハウス巡りをする様になりましたよね。カード/ボードゲームの紹介や、アニメコーナーではメロウリンク紹介してたりもします。
工画堂スタジオのサポートのあさこさんって当時人気でしたよね?若いですけど約30年経って、今はいいお母さんされてるのかなあ。
MSXゴーファーの野望。アーケードのグラディウスⅡがベースだと思いますが、アーケード版ともファミコン版ⅡともMSXグラディウス2とも違う、独自のアレンジがされてますね。ハードの性能差をアイデアで補ってて素晴らしいと思います^^
イースⅢ(仮)の記事。サイドビュー、三重スクロール、アドルの等身の話が中心で、タイトルの話とかは出てませんが、富氏と山根氏のスタートレーダーや、交響曲イースの話題も^^
エグザイルは主人公が麻薬キメまくったと思いますが、今なら改変不可避ですかね^^; 88VAのR-TYPEはX68のグラディウスに対抗したかったんでしょうけど、色々残念な出来で、ホント解像度低くて横に倍並ぶスプライト用意しなかったのが残念でなりません><
X68000のコーナーでは同じグラディウスシリーズの沙羅曼蛇の紹介。細かい所はともかく、こちらは逆にアーケードと見分けが付かないレベルですね。
当時としては本当にもの凄いPCでしたX68000。
初代サンダーフォースファンとしては、このⅡも羨ましかったなあ。メガドラで遊んだらトップビュー面がつまらなくて、Ⅲから横シューになったのが納得でしたが^^; 個人的にはヘルツォークツヴァイが初代サンダーフォースと発展と思いたい。
PCエンジンのコーナーでは、定吉七番(セブン)の紹介の後に、新作のチラ見せもしています。PCエンジンも当時のコンシューマ機としては素晴らしい性能で、R-TYPEといいスペハリやドラスピといい、ちょっとキャラが小さかったりするものの、アーケードの興奮が家庭で味わえる素晴らしいハードでした。
88VAがまんまPCエンジンの性能(特にスプライトの解像度と複数パレット)を内包してたりソフトの上位互換があったりしたら、面白かったのになあ。(逆にX-1とPCエンジンが無駄に合体したX1 twinは驚いたけど、ハドソン繋がり?)
MSXのコーナー。どちらもグラフィックが素晴らしいものの、88版の見た目と似た感じに見えるのだけれど、256色モード使わず8色のデータそのままなのかな?
それとも解像度足りない分だけタイリングペイントの替わりに色数で補完した?
BEST SOFT 30。ホプコムでも白黒ページで扱い悪し。しかし圧倒的ファルコムの中、ラスト・ハルマゲドンが健闘してますね。
ランダムファイルのコーナーでは新型ラップトップPCが紹介されてますが、厚くてごつくて重そうですね…CPU8MHzとか書いてるんで、今のスマホとかの何百分の一の性能なのやら^^;
メガドライブの紹介です!X68000やアーケード筐体と同じ16ビットCPUを搭載し、2画面背景やFM音源を搭載した本機は、本当に登場に期待しましたねえ。
結局アーケード移植がPCエンジンよりずば抜けて上だったわけでもなかったので、期待ほどの性能では無かったのですが。(特にパレット数が…)
パズルの達人の方による、アクションパズルの考察。ディアブロ、ガッタンゴットン、ロードランナー、倉庫番(アクション要素無いからフラッピーにすればいいのに^^;)を紹介してますが、アクションパズルと言えば今は、テトリスやぷよぷよといった落ちパズルになっちゃいましたね。
円丈のドラゴンスレイヤー。「帰ってきた」となっていて休載してたのね。理由はサバッシュ制作と、その際スタッフと意見が対立してシナリオ等が大幅変更になったため、書くのが気が重かったらしい。ゲームプレイはそこそこ楽しんでる風だけど、自分のゲームじゃないという葛藤が面白い^^
予告した対談が新作制作で出来なかった、隣で連載のラスマゲ飯島さんといい、二人共読者に謝りまくってて何だかなあ^^しかも飯島さんのその新作、結局発売されなかったし^^;
[2020/9/22大幅加筆・修正]