【2003年】【10月26日】「ゲーセン」最強読本 永久保存版名作ゲームBEST100 2003.1026

予告しておりました、「ゲーセン」最強読本 永久保存版名作ゲームBEST100 2003年10月26日発行 となります。

こちらも以前、【~80年代編】日本のゲームの歴史に重要と個人的に思う20世紀のタイトル256選、【90年代~編】日本のゲームの歴史に重要と個人的に思う20世紀のタイトル256選、にて目次だけ紹介してた本です。

カラーページでいきなりスペースインベーダーの登場です!それまでもビデオゲームはありましたし、私の初もブロック崩しでしたが、正直それはさほど面白いとは感じず、そこに現れたインベーダーは絵も音も内容も強烈でした!^^ 好きだった宇宙戦艦ヤマトやスターウォーズの様に自分が戦えるとの事で、ホントこれが家で好きなだけ遊べたらと、ミサイルベーダ―買ってガッカリしたりとかもしてました!^^;

その偉大なゲームの開発者らの座談会。西角氏は不本意ながら?ブロック崩しにハマられてたのですね。発表時インベーダーは不評でブルーシャーク(遊んだと思うけどそんなに…)の方が好評だったとか、あのサウンドはジョーズのイメージだとか、500台でヒットの時代に30万台出たけどコピーされまくったとか、色々貴重なお話が載ってます^^

カラーの書き下ろしゲームセンターあらしと、作者のすがや先生のインタビューも載ってます。当時コロコロのウルトラマン漫画も好きでしたが、その別冊であらしの読み切りがぶっちぎりの人気を得て連載になったのですね^^

ここから2色カラーとなりますが、目次。プリクラやUFOキャッチャー等ビデオゲーム以外も含め100選されてます。大半知ってますが、個人的には中々良いチョイスではないかと思います。重要なアーケードゲームだけで100行くわな~^^

まずビデオゲームではなく発売年月も不明らしいエレメカから。サブマリンもミニドライブもスーパーやデパート屋上のゲームコーナーで遊んだなあ~^^ これらのパチモンかもしれないけど、70年代後半から80年代前半位によく置いてありましたよね。あちこちに置いてあった、エアホッケーやモグラ退治も載ってます。続いてビデオゲーム始祖のポン、独りで楽しめる様になったブロック崩し、それをアレンジした様なサーカスを紹介。

インベーダーが超ヒットして様々な会社から、パチモンとかアレンジ版とか似た内容のが山ほど出ましたが、そこから1歩抜け出した印象だったのがギャラクシアンでした。カラフルになったのと、敵が編隊で飛んで来るとか進化を感じたものです^^ ただ私は飽きも早かった印象で、その少し前に出たギャラクシーウォーズはミサイルを操作して前半は避け専念・後半は逆に当りに行くゲーム性が新鮮でした^^ また同時期に、シェリフやドラキュラハンターとかスーパーのゲームコーナーでよく遊んでた想い出なのですが、載って無くて残念^^;

平安京エイリアンは今までのゲームと違い、頭を使って敵を倒す東大生が作ったゲームと言う事で当時驚きました^^ そしてそれをサイドビューにしたようなスペースパニックが産まれ、そこからぴゅう太のモンスターインやApple][のロードランナー等が産まれたのではないかと思うと、本当に重要なゲームですね。モナコGPはそれまでのレースゲームと違い、道が細くなったりオイルでスリップしたり、視界の狭いトンネルとかが凄い新鮮でした。

私は直接攻撃出来ないゲームはあまり好きでなく、パックマンもヘッドオンよりは反撃出来て良いものの当時そんなに遊んでないのですが、何故かFLパックリモンスターは買って貰った想い出^^; さておきキャラやサウンドが可愛かったのもあり、海外でも大ヒットとなりましたね!ミサイルコマンドはトラックボールが新鮮で、マーブルマッドネスも載ってますが個人的には断然こちらが好き!題材も良かったし私はATARI2600版や8001勝手移植版で楽しみました(トラックボールじゃないけど^^)。セガのSDIは進化版って感じでしたね。

クレイジークライマーはスティック2本が斬新というのとシラケ鳥が飛んで来るのも好きでよく遊んでました^^ FLクレイジークライミングも買って貰いましたが、8001にも勝手移植ありましたね。ファミコン版はコントローラ2個を縦持ちという力業移植でした^^; ラリーXはパックマンのフィールドを広くしたようなゲームだなあと思ってましたが、パックマンもヘッドオンを自由に動けるようにした様なゲームだなあと思ってたので原点回帰といえるでしょうか?(言えません><)

ムーンクレスタは「ヤバイヨヤバイヨ」と聞こえるサウンドと、面毎に変わる敵、そして何より合体してのパワーアップが好きで、同時期の自機合体強化する人気作、ギャラガより遊んだと思います。自機合体は無いけどやはり面毎に敵が変わる上、当時珍しかったデカキャラが出る(しかもヤマトの彗星帝国ぽい)フェニックスも好きでした^^ 和風ゲームは侍も載ってて、剣で戦う最初のゲームではないかと思いますが、サスケvsコマンダーもボスキャラが長い火炎を撃ってきたり、後の打ち返し弾的に敵の死骸が降ってきたりと、なかなか斬新なゲームだったと思います。大文字な背景も好き!

面毎に構成が大幅に変わるジャンプアクションにして、デモ含めキャラクター性が盛り込まれたドンキーコング!なお私は苦手でアーケード版も移植版もほとんど遊んでませんが>< 逆にスクランブルは超好きで、ぴゅう太買ったのも移植版が出たから!(M5はスーパーコブラだったし)進めると色んなステージに変わるのが楽しくてFL版も8001勝手移植版もハマりましたし、ゼビウス見た時は上から見下ろしのスクランブル、グラディウス見た時はスクランブルのパワーアップ版と思ってました。

ボスコニアンは全方位スクロールと、「アラーイ!アラーイ!」の警告ボイスでやって来る編隊が新鮮でした^^ 先日のベーマガイベントで明かされた、アフターバーナーを移植してると思ったらボスコニアン移植してた話は衝撃的でしたね!ラリーXとボスコニアンは人気あったのに画面右のレーダー等がネックだからか、ファミコンに移植されなかったの残念でした。そしてフロッガーはそんな好きでは無くてぴゅう太版も買いませんでしたが、海外で大ヒットしたのですよね。それを意識して某ハードに移植しましたが、急いで目コピしたので仕様全然違ってたらスマン!><

ゲーム史に超重要なゼビウス!それまでのゲームは背景黒が主でしたが、綺麗な森や湖や砂漠に覆われ、敵機も抽象的な感じでなくリアルなCGみたいで、とどめに巨大浮遊要塞!おまけに隠し要素多数!本当にゲーム業界に影響与えまくり、無理やり含め多数のゲーム機やPCに移植されまくりました^^ 上記が全てゼビウスが初では無かったかもですが、ゼビウス前と後でゲームの表現が随分変わったと思います。

ゼビウスは82年末だと思うので順番違うくない?と思いますがディグダグも画面が色で埋まっているのや可愛いキャラクター、岩の活用が戦略性有り?でヒットして多数移植されました^^ ぴゅう太には出ませんでしたので私は88で遊びましたが!ザクソンは斜めスクロールに高さの概念が画期的でしたが、そのせいで難しくて日本ではヒットしなかった印象です。でも海外でヒットしたのですよね。AppleⅡ版がパソコンゲームランキングブックでも高得点でした。

ハイパーオリンピックは見た瞬間オリンピックデカスロンのパクリやんけと思いましたが、連打やタイミング命なのが受けてヒットしましたね^^ まあAppleのゲームなんて知らない人が大半でしょうし、その後類似ゲームや続編も沢山でました。ポールポジションの疑似3D表示は、それまでトップピューが主だったレースゲームの革命でしたね。ラスタースクロールで道を曲げるなんて!以後のレースゲームの多くはこの手法になりました。

ベクタースキャン代表はやはりスターウォーズでしょう!ポリゴンなんて夢のまた夢で、回転拡大縮小スプライトもまだ無いこの頃、3Dと言えばワイヤーフレームでした^^ 線だけなので画面は地味になりますが、空間を感じられ、映画のスターウォーズで脳内保管して十分楽しめたと思います。ドルアーガはゲーセンに、RPG的なもの(実際はAVG寄り?)を持ち込んだという意味でやはり画期的だったと思います。私は1度遊んで剣抜くの遅っ!と思ってそれきりでしたが、ハイドライド等に影響を与えたのではないかと思います!

ドラゴンバスターも、トップピューのドルアーガに並んで日本のサイドビューのARPGに影響を与えたタイトルではないかと思っています。イースやらゼルダ(の戦闘)が続編でサイドビューになったのとか、兜割りみたいな技とか、トリトーンやゼリア―ドの登場は、こちらの影響ではないでしょうか。そしてグラディウスは、横スクロールの金字塔タイトルですよね。スクランブルの続編として開発スタートしたみたいですが、パワーアップとかオプションとか素晴らしいアイデアも追加され、今もシリーズのファンが多くオマージュ作品も沢山作られてます^^

魔界村は、アクションシューティングの代表作ですが、ホラーテイストな世界観が後に色んな影響を与えたのではないかと思っています。悪魔城ドラキュラとかモロだと思いますし、スプラッターハウスなんかもひょっとしたら^^ どちらもゲーム性は変えてるのが流石ですが。スぺハリは背面視点の疑似3Dシューティングの代表作ですね!拡大縮小機能ならではの迫力ある表現でムービング筐体と共に大人気となり、ゼビウス以上に移植が難しいのに色んなハードに移植されまくりました!>< アフターバーナーも同様で載ってますが、私的には断然スペハリですね。

ガントレットはファンタジー系の全方位シューティングですが、何といってもRPGさながらの4人パーティで遊べるのが超魅力的で、主に海外で大人気でした^^ ダンジョンエクスプローラーはモロ影響受けてると思いますし、ディアブロも影響受けてたり?^^; そしてツインビーは、何といっても2P同時プレイが魅力的でしたね。エグゼドエグゼスのが若干早かったようですが、加えてカワイイキャラや世界観で差を付けたかと思います。ベルによるパワーアップはせわしなくて私は苦手ですが…><

くにおくんは何といっても、ベルトスクロールの始祖ですよね。スパルタンXタイプに奥行きを導入したのも凄いですが、敵を掴んで投げられるのが戦略的にも重要で画期的でした!^^ プロレスゲームをスクロールアクション化したのかもですが、1ジャンルになるほどベルトスクロールタイプが沢山出ましたね。また源平は、和風ホラーかつ奇妙な世界観と日本地図、そして何といっても自キャラがデカキャラになるのが斬新でした!こちらも月封魔伝や剣聖伝、YAKSA等色んなゲームに影響を与えたと思いますが、自キャラのデカさは真似出来ませんでしたね^^;

アウトランはそれまで順位やタイムアタックが主だったレースゲームに、ルート選択やサウンド選択等でドライブ感覚にしたのが画期的でした。風景も多彩で素晴らしく、ファミコンのハイウェイスター他、色んなゲームに影響を与えたと思います。ファンタジーゾーンは可愛らしいキャラ・世界観と、買い物でパワーアップが特徴で人気となりましたね。ラスボスも話題となりました^^

ファイナルファイトは正直、くにおタイプで発明はほぼ無いと思っている(緊急回避技導入位?)のですが、グラフィックや完成度の高さが素晴らしく大ヒットとなり、私もスーファミ版ずっと遊んでました^^ くにおよりこちらに影響を受けたと思われる、ベアナックルやらラッシングビートやらバーニングファイトやら、色々出ましたね。R-TYPEは一見グラディウスのパチモンに見えましたが、弾を防げるフォースを前に付けるか後ろに付けるか、はたまた飛ばして離れた場所を攻撃するかの戦略性や、巨大戦艦の周囲や中での戦闘、反射レーザーや(最初ではないが)溜め撃ち波動砲等、アイデアとグラフィックも独自性があり、PCエンジン版もヒットとなりました。

横スクSTGの代表作と言えばグラディウスシリーズが一番だと思いますが、ダライアスも3画面筐体とボディソニック&素敵なBGM、ルート分岐に巨大魚類型戦艦、RPGぽいパワーアップ等でヒットとなり、今も人気のシリーズとなりました。私はPCエンジン版の+が大好き!^^ ドラスピはSF系の題材が大半のSTGに、ファンタジー題材しかも自機がドラゴンなのが画期的で、こちらも人気となりドラゴンが自機ゲームが多数生まれました。私はPCエンジン版が大好きでしたが、背景2面ある88VAでも出して欲しかったな!(しつこい><)

脱衣麻雀はゲーセンの立派な人気一ジャンルで、倒産危機だったカプコンをも救ったようですが、代表作といえば、やはりこのスーパーリアル麻雀PⅡじゃないでしょうか?アニメーションするのが当時衝撃的で、どこのゲーセン行っても置いてあってショウ子ちゃんのデモアニメに癒された記憶です^^ そして落ちパズルの元祖にして大ヒット、今も人気なのがテトリスですが、当時ゲーセンでも大人気となり山の様に落ちパズルが産まれました。対戦と連鎖の快感が素晴らしいぷよぷよも載ってますが、テトリスが無ければ恐らく登場しなかったですよね。

ストⅡは対戦格ゲーの元祖ではありませんが、個性豊かな8人+αのキャラがコマンド必殺技含む多数の技を持ち、好きなキャラを選んで対戦出来るのが画期的でした。登場して直ぐ会社の同僚や友人らとハマったし、世界で格ゲーのブームを起こしました!^^ 私はコマンド必殺技の練習がしたくてネオジオと餓狼伝説買ったり、スーファミ版はターボ含めめっちゃ遊びましたね!また3Dポリゴンのレースゲームは、ハードドライビンやウイニングラン等が先にありましたが、テクスチャが貼られめっちゃリアルに感じられたのがリッジレーサーでした。私が楽しんだのはR4のおまけやPSPのリッジレーサーズですが^^;

バーチャは初登場でいきなりヒットの1か、それを上回るポリゴン格闘ブームを起こした2か判断難しそうですが、2がチョイスされてますね^^ 凄い人気で移植版もサターンの初期を支えたと思われますが、3以降人気がしぼんでったイメージなのですがどうでしょう?チャロンは、人気がイマイチになりがちなロボゲーをヒットさせたのは凄かったですね。ロックオンとか以降のロボットゲームにかなりの影響を与えたと思われ、連ジ(その前身のガチャフォース)とかもチャロンが無かったら違う形になったかも知れませんよね。

女の子が自キャラのゲームって、アテナや奇々怪々やワンダーモモやヴァリス等86年以降増えてったイメージなのですが、最初って85年3月の忍者プリンセスだったりしません?さておきワルキューレはファミコンから大幅進化して、ゲーメストのザ・ベストゲーム1位・ギャルズアイランド1位となる大人気となりました!(私あまり実感無いのですが^^;) R-360は大型体感筐体の究極進化と思ってましたが、凄過ぎて結局乗らず仕舞いでちょっと後悔。スターブレードは花博に会社から行った時私が繰り返し乗ったギャラクシアン3の個人版って感じでしたが、初のフルポリゴンだったのですね。私は遊ぶ機会が無く、PS版は買いましたがイマイチハマれませんでした><

音ゲーの始祖はパラッパラッパーだと思いますが、楽器を弾けない私らが弾いてる気分になれるビーマニは、偉大だったと思います!(小並感^^) バリエーション的にギタフリやドラムマニアやポップンも良かったです。DDRもバリエーションとは思いますが、こちらはダンスをするというのがまた素晴らしく、ちょっとファミリトレーナーじゃね?と思ったものの大ヒットとなりました!そして電GOはちょっとマニアックかつそんなのゲームになる?と驚きましたが、結構需要があったようでこちらもヒット!私も通勤や出張で乗ってたJR京都-新大阪間や山手線とか感動しましたね。以後そういった職業系ゲームも色々出ました。

コナミワイワイワールドとかパロディウスとか、キングオブファイターズみたいなお祭り系ゲームは大好きなのですが、カプコンはX-MENやらとの他社コラボを始め、ついに2D格ゲーの両雄が激突するこちらは、ゲームファンには堪らない大事件だったのではないでしょうか!?私は今でもこれの2が格ゲーで一番好きです^^ 太鼓の達人は、音ゲーのバリエーション的ではありましたが、よりシンプルな感じと太鼓がやはり日本人に合うからか、超ロングセラーな大ヒットとなりました!家にもPS2とかWii用のタタコンがありましたね!><

ゲーセンのビデオゲームの人気がかなり下火となって来た2000年代に、リアルなカードを集めるカードゲームが現れたのは発明だったと思います。中でもWCCFの人気は凄かったのでは無いでしょうか!?会社でも熱狂的にハマってる人居ましたが、他にも三国志大戦とか人気でしたね。更に子供用に登場したムシキングとか、女児用に登場したラブベリとか、セガ凄過ぎんか!?な感じです!>< 私の子供達はその後の世代ですが、ゲーセンやスパーのゲームコーナーで、またこんなにゲームで並ぶことになるとはな~とちょっと感動的な気持ちになったものです^^ まあ音ゲーとかも列出来たりするのですが。

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  • レトロゲーム誌収集とその電子化・研究に今更ハマったロートルゲーム開発者・3児の父。研究の成果?をまったり発表してます。ブログの紹介ツイッターもやってます。
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