【1985年】【1月号】テクノポリス 1985.01
85年はファミマガ等幾つものゲーム誌が創刊された年なのですが、82年の創刊から随分経って、ようやくテクノポリス1985年1月号の登場です!
なお、創刊号はこちらのサイトにて目次や広告が見れます。
テクノポリス創刊号(1982年8月号)の広告 – 毒電波半減日記

アイドルの表紙はやはり落ち着くなあ^^
キララとウララ…もと小室さんの奥様はどちらでしたっけ?

捨てずに取っていた号だけに個人的に色々と見どころ満載の号でして、今回は長かった前回より更に長くなります^^;

初期テクポリの名物だった(何で無くなったんだろう)、ベンチマーク対決!
BASICではありますが、基本性能の差が良く分かって大好きでした(今もPCやスマホのベンチマーク結果見るの好きです^^)。4機種対決ですが、X1とFM77が良い勝負してて、NEC勢が置いて行かれてる感じですね^^;
ナウシカ描画はMr.PCが超早いですが、色数が違うので比較にならず…。しかし1枚の絵出すのに80分とか、3Dレンダリングしてんのかって感じですね^^;

ベンチマーク以外として、2機種ずつの比較対決。
本来X1turboは88やFM77と対決すべきクラスなのに、Mr.PCと対決なのは、テレビパソコンとしての両機の比較だそうです。
価格的に10万前後の差があるのでX1圧勝かと思いきや、機能が一長一短でいい勝負してたり、サウンドはFM音源搭載のMr.PCが勝ってたりして面白い。
まあグラフィックが640*400ドット8色のX1turboと640*200ドット4色のMr.PCでは、X1が圧勝ではあるのですが、値段差を考えると…って感じですかね。

続いてPC88対FM77。やはり機能や性能で一長一短の結果が続くのですが、スピードとサウンドはFMの圧勝。テキスト・グラフィック重ね合わせとソフトの量が88優勢といった感じでしょうか。

お次は「’77~’84 目で見るパソコングラフィティ」と言う、私の大好物の企画です。
77~78年はパソコンもゲームもまだまだ少ないので割愛。
79年は前年稼働のインベーダーブームの影響を多大に受け、多数の模倣ゲームが生まれた他、いかにも東大生発らしい頭を使う要素がある名作、平安京エイリアンが生まれています。またPC-8001が発売され大ヒット。
スペースマウス等の作者の芸無狂人さんが注目を集めたのも、この頃だそうです。

81~82年。FM-8、PC-6001、PC-8801と大人気となるシリーズの始祖となる機種が登場するのと、和製のシミュレーションやアドベンチャーといった、ゲームセンターでは遊べないジャンルのゲームが続々登場してくる、素晴らしい年となります。
後に日本を代表するRPG。ドラクエを作る堀井氏や中村氏を発掘することになる、エニックスのソフトウェアコンテストも開始されています。

83~84年。6001や88のmkII、X1やMSXが登場した年です。
フロッピーディスクの普及が進み始め、各ジャンルやアップルの移植ゲームも充実してきて、和製RPGの傑作も続々登場してますね!

特集の締めに編集部が選んだ’84のBEST20!私半分位は遊んでますが、ニュートロン、プラックオニキス、ロードランナー、サンダーフォースの順でハマりましたかね。X1ゼビウスは広告をかなりワクワクしながら待ちわびたのですが、動きがカクカクで結構ガッカリしました^^;

ポプコムとテクノポリスと言えばやっぱりアニメキャラのCGですよね!(コピペ)

ゲーム紹介。カラーページで画面見せておいて、後の白黒ページで詳しく内容紹介するのは、前も書いたように有りなのですが、1画面のみの紹介なのにタイトル画面使っちゃうのは、どうなんでしょうね。

最後はテクポリ名物?ゲーム紹介漫画。知らないゲームだなあと思ったらテクポリソフトだった^^;