【2001年】【2月10日】年刊ゲーム批評’99下半期総集編 2001.0210
予告しておりました、年刊ゲーム批評’99下半期総集編 2001年2月10日発行 となります。
Vol.26~28の3冊をまとめた総集編!2001年の雑誌をいよいよ解禁ですが、まあ中身はほぼ1999年の本です^^;
目次と最新トピックスより。ボリューム凄くてギャルゲやバカゲーコーナーまで触れる余裕無しですが、GBC版サクラ大戦発売って、セガが任天堂ハードにゲームを!?って結構話題になったんですっけね^^ まあサンソフトがファンタジーゾーンとかファミコンに移植販売してたし、今はセガがハード撤退して任天堂・ソニーハードにゲーム出すようになって久しいので、すっかり忘れてました^^;
Vol.26の第1特集が、PS最高売上げのFFⅧでかなりページ割いて、多根清史氏や読者やコスプレ風俗譲らのレビューが色々載ってたり、スクウェア内外の勝手な作品相関図も載ってるのですが、こちらの記事をチョイス^^ 各誌欠点はあるし特に召喚魔法長すぎだが全体のクオリティが高い、が概ねの共通意見の様ですが、その召喚魔法作ったの友人なんですよねー^^; 今もスクエニ居るんちゃうかな?数年会って無いけど。
Vol.27の第1特集が次世代PS。こちらも小島監督やメガテン岡田氏やダビスタ薗部氏らのインタビュー等載ってますが、今もエルデンリングやAC6等で世界でも人気なフロムソフトの創業者で、当時社長の神氏が「感情表現とか無理ですよ」が見出しなの笑う^^ 更に「作れない会社は辞めれば」とバッサリですが、私そう言えば末期に育成ゲーと脱衣麻雀の移植に関わっただけだわ^^;
Vol.27の第1特集はテレビゲーム温故知新で、西門氏と遠藤氏の個人的には神様対談とか載ってるのたまりません^^ お二人とも客がプレイしてるの観てて、荷物置きにされたり座って隣のゲーム見てるの悔しかったのですねー>< 遠藤氏がイシターの途中でナムコ辞められてたとか、前年のTGSで一番いいゲームを聞かれてウチが作ったのを答えられてたというのが意外でした。私は関わってませんが!
初代グラディウスについても町口氏のインタビューが載ってます。スクランブル2としてスタートは他でも読んだ気がしますが、オプションはツインビーの分身を~とか読んだ筈ですが色々試されたのですね。あの長いレーザーがレンズマンからだったとは^^; パワーアップ形式も発明でしたねえ。
ログイン元編集長高橋ピョン太氏はまさかのFANFUNでワロタ^^ そして当時のエニックスのコンテストや8bitパソコンの解説してるのがたまりません!>< 映画を目指しても映画にはなれないのだし、CGや声優の豪華さじゃなくシンプルなモノを!と主張されてますが、今もテトリス人気だし最近だとヴァンサバやスイカゲームがヒットしましたので、常にそういった視点がクリエイターには必要だなあと思います^^
クリエイターの原体験のコーナーは、こちらのアクアプラスのお二人。インベーダーの頃からのゲーセン小僧で、漫画アニメ研究会なのにゲーム同好会呼ばわりとは^^ そんなお二人がアクションゲームでなく、ビジュアルノベルというのがなかなか。サウンドノベルがブレイクしてるのにアダルト業界に無いから作ったとの事ですが、かまいたちの夜が94年11月発売で雫が96年1月発売なので1年位作ってたのかな?
Vol.26の第2特集、携帯ゲームブームの謎。ポケモンの大ヒットでGBの96年の伸びが凄いし、収集ゲームも一杯出ましたし新携帯ゲーム機も色々発売されましたね^^; スワンの携帯機ならではな縦持ち可は横井氏らしい発明で素晴らしかったですが、GBC発売の後だし他の携帯機含めポケモンが無いので、牙城を崩せるはずもなく…>< 横井氏が任天堂に居て、スワンカラー相当のGBCが出てたらなあ。スプライト横32個並ぶし背景2面だし!PCエンジンGTポケットとか回転拡大縮小もあるリンクスポケットでもいいけど!
携帯ゲーム機の歴史ですが、液晶機でもFL機でもない、ポケットメイトからの紹介良いですねえ!^^ 発売翌年には1000万個売れて、100種類近くも出たとはビックリ。しかしその後がゲーム&ウォッチまで飛んじゃうのが残念。最初のFL機らしいミサイル遊撃作戦や、ヒットしたと思われるミサイルベーダーとかゲームポケコンも触れなきゃ駄目っしょ!ゲーム電卓やリンクスに触れてるのは良かったですが。
Vol.27の第2特集、アーケード氷河期。70年代からビデオゲームを牽引して来た中心だったし、数々の名作を産み出したと思ってますが、格ゲーブームが落ち着き家庭用ゲーム機が高性能になり、いよいよピンチになり始めたのがこの頃でしょうか。今は更に進んでアーケードゲームが瀕死ですが、氷河期の先って何ですかね…^^;
色んな原因が重なったようですが、元々ファミコン発売と風営法で落ち込んでたのが、体感ゲームやUFOキャッチャーや格ゲーブームやプリクラで大分盛り返して、この頃は音ゲーがヒットしてるものの、じり貧て感じでしょうか?確かに私も90年代後半は家庭用ゲーム機に満足してて、殆どゲーセン行ってないかな…^^; この後2000年以降はガンダムの連ジ・絆や太鼓や色んなカードゲームで行列見たり、自分も子供と並んだりしましたが…ゲーセンは減る一方かつ、プリクラとキャッチャー以外はほぼ音ゲーとカードゲーム位になりましたかねえ。
そんな現状に対して、コインジャーナル記者やゲーセン店長やカプコン船水氏やらの意見や、ゲーセンアンケートが載ってます。ビーマニやDDRは救世主だとか、筐体価格の7倍は稼がないと儲からないが大型筐体は厳しいだろうとか、こちらの名越氏もセガは音ゲーブームの後どうするでダービーオーナーズクラブ出しましたとの事ですが、更にこの後セガはムシキングやラブベリも産み出すのですよねー^^
中古ソフト問題を緊急特集。友人らが90年前半にバイトしてたブルートの自己破産にも触れつつ、中古ソフト販売は合法との判決結果や、エニックス、カメクラ、わんぱくこぞう等の意見が載ってます。メーカーに販売価格の7%でも入れば良かったのになあとは思いますが、それが実現しなかったのに、今や中古専門店が壊滅状態ですもんねー…^^;
電車でGoならぬ戦車でGoな特集。タンクバタリアンやバトルゾーンに始まる戦車がプレイヤーキャラのゲームの年表が載ってますが、ATARI VCSに付属してて私も楽しんだCOMBATや、88やX1で出てたヒロトンウォーズが抜けてるんだよなあ…^^; しかしナムコの戦車ゲームがまとめられてたり、私が長男とよく遊んだトョーキョーウォーズの制作者インタビューも載ってます。こちらやメタスラは、人気や知名度ある方でしょうか。
もちろん批評も沢山載ってます。ディノクラやペルソナ2罪やエスコン3や俺屍やパワーストーンやセガラリー2やサイレントヒルやオメブー等々にこちらのスマブラとグラⅣ。数回しか遊んで無いですがスマブラのCPU戦って寂しいのです?そしてグラⅣはシリーズ歴史を振り返りつつⅠ・Ⅱを褒め讃え、ⅢをディスってⅣはそれ以上にディスってますけど…そう言えば私Ⅳ遊んだ事無いかも^^;
岡本さんの連載は、FFⅧとチョコボの不思議なダンジョン等の評価と売上の件、師匠の薩摩氏・青木氏・西山氏の件に、こちらのアーケードの未来の件です。当時カプコンで現場を仕切られてただけに衰退の原因を色々挙げられてますが、やはりコンシューマの性能が迫ったのが一番の原因とされてますね。またアーケードの業態を変えるべきで、NAOMIやPS2等の数種のマザボにCDやDVDでソフト供給するのを提案されてます。後のNESiCAxLiveとか更にダウンロード供給になりましたが、それだと大幅に安価に出来るものの、ますます家庭用との差別化出来ないので、個人的には椅子がグリグリ動く戦場の絆型筐体で、そういったソフト供給にして欲しかったですねえ。近くにあるテーマパークぽくて、魅力的だと思うのですが…^^