【1998年】【5月1日】ゲーム批評 1998.0501発行
予告しておりました、ゲーム批評 1998年5月1日発行 です。
’97年下半期総集編です。めっちゃ分厚い1冊^^ 永久保存版との事なので、当時買ったまま保存してました!(でも裁断して電子化後、破棄しましたが><)
目次は3冊分の特集と連載が1ベージにまとめられてます。そして年間トピックスとしてマスコミのゲームバッシングや偏見報道について。
個性の強い、個性派ゲーム大特集から。自分が作ったのも混じっとる>< ポートピア→たけし→さんま→ミポリンまではまあわかるけど、そこからときめき繋がり?でときメモはあかんやろ。あと色んなジャンルの始祖は、そりゃ個性的だから新たなジャンルとなったのでしょうけど、日本テレネットって^^;
個性派ゲームとして、ボコスカやガルやスペランカーやチャレンジャーやアトランチスやペンギンくんWARSやパルテナやセプテントリオンややファラオの復活やゲートボールやはにぃや、これらが紹介されてます。ヘルツォークやコミックスゾーンやゲイングランド等名作から、ク〇ゲー帝王ソダンまで様々ですね^^
バカゲー大賞ってどこでやってましたっけ。ファミ通?第1回を受賞したラブクエストのシナリオを担当された、イワタカヅト氏のインタビュー。無茶苦茶なプロデューサーに苦労されたのですね^^; 任天堂の「子供を海にすてないでください」は笑いましたが、弓月先生がシナリオも書いてると思って心配したユーザーの頭が心配過ぎる^^
お馴染みがっぷ先生のコラム。身につまされる話の目白押しですが、やはり碌に分かってない上からの無茶な指示が強敵なんですねえ。そして誤った斬新さ・有名人の起用が原因になるのは分かり易いですが、有名スタッフ起用したのには…GODやZガンダムやエアーズアドベンチャーが挙がってます^^; 他半端ロボゲーやらトイレキッズやら骨までゲートボールやらサバイバルホラーやら、てんこ盛りな内容^^
度々登場されるセガ竹崎氏のインタビュー。しょっぱなからメガドラの色数の少なさの話からですが、ホントせめて8パレットあればなあ。テトリスも大変残念でした。その後のメガドラを盛り上げた名作も多々挙がってますが、そこに帝王ソダンが出て来て吹いた^^ 終盤の2つの幽白の話も出て来ますが、私も友人らと楽しんだメガQの話が嬉しかった。メガドラminiに入るのも当然ですかね。
究極のゲームとしてディアプロを大紹介してるのですが、その中でハイローラー元帥渋谷氏がクエイクをこれこそ究極と激推ししてます。そんなにチート多かったんですかねディアブロ^^;
勿論ディアブロ推しのレビューも、アクアノートの飯田氏と、ログイン編集長高橋ピョン太氏のが載ってます。飯田氏は普通なら浮かぶ改善点が浮かばないとか、ピョン太氏は編集部の何人もが仕事をサボってレベル上げする悪魔のゲームだとか、凄い褒めよう。開発者なのに今も遊んだ事が無くてスミマセン><
ギャルゲーの特集では、概史も載ってるのですが、前史にアテナやモモ載せるなら、忍者プリンセスやモモコ120%やヴァリスも載せないといけないのでは!?そしてタイトル数が96年に激増してることがよくわかります^^
インプレッションとして、トゥルーラブや虹色町やこれらが載ってます。ワイが遊んだのは98版のVG位かな^^;
セガからは、竹崎氏と、こちらのサクラ大戦のお二人の意見が載ってます。竹崎氏は曖昧な基準のギャルゲの肯定否定よりも、下着とか恋愛とかアニメ絵についてとか具体的で建設的な意見が聞きたいとの事。
他にも、アスキーやイマジニアや徳間書店のプロデューサーらの意見も載ってます。
当時PSソフトが1万本位しか売れなくなっている中、ギャルゲは概ね3万本程度売れたそうで、そりゃ沢山出た筈ですね^^; OVAも6000~8000本位でなかなかペイ出来ない状況だったそうですが、今は…?><
私が唯一そこそこ遊んだ?ギャルゲー下級生。98版が初回から7万本以上との事で概ねベタ褒めですが、私的には絵が大変好みだったため98/サターン共に遊びましたが、システムは時間が余ってやる事が無くなるとかは、良くないなーと思ってました^^;
名作と名高いYU-NOと、同じ剣乃ゆきひろ氏のEVE burst errorのレビューが載ってます。私はどちらもほぼ遊んで無いのですが、やはり面白そうですねえ…。
最後にアンケート結果。賛成48%で反対45%でまあまあ拮抗してるのも驚きですが、反対派の意見凄いなあ…^^; 私は当時脱がないからギャルゲ遊ぶよりエロゲ、でも手軽だからエロゲよりAVやエロ漫画だったと思います!><
普通のゲームのレビューも勿論載ってます。色々画期的でシリーズ屈指の人気となり、今もリメイクが評判のFFⅦですが、べた褒めでもなくチクチク文句言ってますね。私は遊んで無いのでなんとも…^^;
こちらは私も3作共遊んだガンダム外伝。コクピット視点のガンダムってMZ-80の頃から憧れだったので、PSのが出た時は待ってました!でしたが…とても遊びにくくて、こちらでやっと夢が叶った人も多かったんじゃないでょうか?^^ 1作目がボリューム無いのに50万本売れたというのも期待値の高さが伺えますが、3作目は1作目同等だった2作目の半分以下との事で、せめて2作で出すべきでしたね。まとめてリメイクして!え?サイドストーリーズ?
今も人気のアトリエシリーズ1作目ですが、核のアイテム生成を結構残念がってます^^; 私は遊んで無いのでなんとも…。他、トゥームレイダースや天外第四やブシドーブレードやVF-Xや電GOやドラキュラ月下やFFTやスタフォ64等々のレビューも載ってます。
編集部員の選んだ’97年ベスト/ワーストゲーム。私がまともに遊んだゲームってサンダーフォースⅤと怒首領蜂とレイストームとストコレだけだなあ(シューティングと格ゲだけやんけ^^;) しかし斎藤編集長ワーストがFFⅦとは…FFTとか侍魂の人も居ますねえ><
セガバンダイ発表、ドラクエ移籍、コンビニ販売といった業界に広がる波紋特集。そんな中、堀井氏がバイオやD食やトゥームレイダースを見て、DQを今後どうしていくか考えつつ、今までのDQらしさを感じて貰える作品にするつもりと語られてるのが良いですね^^
たまごっちブーム凄かったですよね。コンシューマにも大きな影響を及ぼす、ゲームの歴史に欠かせない出来事だったと思いますが、やはり立ち上げ時の社内プレゼンでは賛否両論だったのですね^^; そしてヒット後類似品の7社を訴えたそうですが、総集編の記事によると2社に販売差し止め・在庫破棄・計2500万の賠償金となったようです!><
ゲーム制作者の特集はカプコンから。ハンターはゲーセンやサターンでめちゃ楽しみましたが、無印ってキャラだけで1年・背景は1枚1ヶ月~半年掛かったのに、そんなに人気無かったのですねえ>< でも船水氏がプランナーの大事さをアピールされてるの嬉しいなあ^^
Gダラインタビュー。レイシリーズがあるから、他のシューティング企画が通らないなんてあったんですねー^^; 製作工程も載ってますが、ボス1匹の仕様が出来てから寝ないで作って1ヶ月掛かるそうです。1度タイトーシューに参加させて頂きましたが、その時はそんなにかからなかった気がします。ところでGってGenesisだったんですね。
最近岡本氏の動画で、あきまん先生がパジャマで面接受けたと聞いて衝撃受けましたが、忘れてただけで知ってましたわ^^; そして1番好きなのは女の子とH^^ ヴァンパイアでベタ塗りにしたら作画スタッフにかなり負担をかけたとかも驚きでしたが、ドッターであることに誇りを持ってるの一言は嬉しいなあ。
大ヒットした電GOの齋藤氏がFM-7ユーザーだったというのが興味深いですが、ザコックピットで遊ばれてた方が、ミッドナイトランディングに関わられてたとか良いですね。そしてコンピュータナイトなんて番組聞いたこと無いので気になり過ぎる^^
ゲームコミックの特集。出版社側とメーカー側がそれぞれどう考えてるかといったインタビューや、同人誌について載ってます。ゲームキャラのHな同人誌は皆世話…いやなんでもありません><
攻略本の特集。昔のAVG等を除き、実はあまり攻略本や攻略記事見ないので何とも^^; 逆に攻略本の資料提供で仕様書を最新の状態に更新しないといけないとか、ゲラを何冊もチェックしないといけないのが面倒でした><
小島監督他ゲーム関係者の連載が色々載ってますが、こちらは田尻氏の連載。勉強になります^^
アンケートのまとめ。私もそうでしたが、20代男性読者が多いのですね。そして悪趣味ゲーム紀行がやっぱり人気^^ サターンユーザーが多いのは何でだろう。