【1996年】【1月号】電撃王 1996.01
予告しておりました、電撃王 1996年1月号 です。

次世代機発売から約1年、N64登場直前と言う事で、次世代機戦争真っ只中って感じの1冊です。

目次。よくあるゲーム紹介記事がほとんど無い、珍しい感じとなってます。

まず95年冬各陣営のお薦め紹介って感じですが、スーファミは末期ですがドラクエⅥ・テイルズ・マリオRPG・天外ZERO・不思議のダンジョン2とRPGが凄い^^ バソゲーは三國志Ⅴ・ルナドンにランスやVIPERって感じです。

プレステはリッジレボや闘神伝2等と人気タイトルの続編に幻想水滸伝が登場ですね。サターンはバーチャ2やセガラリーと超人気アーケードの移植に、人気となるガーヒーやデビルサマナー等が登場という事で、まだまだ有利に見えます。
この後、3DOとFXのSR麻雀等も紹介されてますが、まぁ対抗するのは厳し過ぎますね^^;

95年振り返り。バソゲーは同級生2等エロゲが人気を博し、SS・PSは100万台を突破し、バーチャルボーイやWin95が発売され、スーファミが最後の大暴れって感じでしょうか^^

N64のソフトも姿を現し始めました。従来のシリーズが片っ端から3Dポリゴン化された感じですね^^ アナログスティックと4つコントローラが最初から繋がるのが素敵でした(学生時代なら4人対戦しまくった筈)。CDドライブ無い分ハードも安い?

続いてサターン。RPGが弱いと言われ続けたセガ陣営ですが、何とか払拭したいと努力していたのが伺えます。エアーズアドベンチャーとか空振りで終わる訳ですが^^;

そしてプレステ。新規参入なのに圧倒的にサードパーティーが多いのが目を引きます。バイオが出たのも大きかったですね。私が社販で買って録に遊んでない内に、それ以上の値下げになったのはカチンと来ましたが><

3DOは早くも軸足がM2に移ってて、96年予定が残念な事になってます。M2がコンシューマのMSX2的に化けてくれると面白かったかもですが、撤退して業務用基板になっちゃいましたね^^; FXはあらゆる数が他と差を付けられてて、結局出ない天外とかPCEでも遊べそうなエロゲ移植しか弾が無いのが悲しい><

そしてFX同等かそれ以上に悲しいPipinの紹介。マルチメディアって当時は何か凄そうって幻想を抱かせたんですね。バンダイは約260億円も損失する事に…><

大人のドラクエⅥ特集11ページは堀井氏インタビューから。Ⅴまでしか遊んで無い私が言うのも何ですが、良くも悪くもⅥって影が薄くないです?難しいかどうかも含め、他より感想とか見掛ける機会が全然少ない気がします^^;

ハドソンの野望^^ 子供を大事にしてキャラバンとかしてたの素晴らしいし、ボンバーマン桃太郎と今も遊ばれてるのも凄いですね!PCEハード開発の話は出て来るのに、FXは天外の話がちょろっと出ただけなのが腑に落ちない^^;

どうする!?N64と言う事でWin95の話から。サウンドボードや3Dアクセラレータ、HDD、MIDIとハードの話が多いのと、SLG、エロゲの話です^^

続いてスーファミ。末期でも大作が出まくるのが流石で、実際どれだけ出たのか分かりませんが、次世代機が2年目の96年に98本の予定があるのも凄いです^^

アーケード。3D化がかなり進み、セガはチャロンやバイパーズ等、ナムコはソウルエッジと次々投入されます。カプコンは自社開発じゃない闘神伝2しか書いて無いけど、2D基板のCPS3開発してる頃ですよね。ネオジオもまだ2Dで踏ん張ってるというか、ここからまだまだ名作が登場します^^

96年の展望との事で、スーファミ、パソゲの95年総括したり96年はN64やWINDOWSに移行!?的まとめ。次にプレステとサターンですが、プレステはナムコタイトル以外は弱めに見えるかなあ^^; そして最後に3DOとFXもまとめてますが、比較になりません><

売上ランキング。まだまだスーファミが凄いですが、ときメモPS版も凄いですね^^
アーケードは3D格闘や3Dレース・スポーツが元気な感じで、この頃はゲーセンもビデオゲームで儲かってたんだろうなあ。