【1984年】【1月号】テクノポリス 1984.01

予告しておりました’80テクポリ祭りの2冊目、テクノポリス 1984年1月号 となります。

再入手して読んでみて、こちらのレオナルド熊さんがゲームをコソコソやってるガキ見ると頭をハタキたくなる…ってインタビューで、やっぱり持ってたなあと改めて思いました^^ こんな楽しい号どうして破棄しちゃったのか…><

目次。前回紹介したのは80mkⅡ対FM7でしたが、今回は片っ端からライバル対決してます。ただスペック周りだけでベンチマーク対決はしてないので、本棚が一杯になった時に破棄しちゃったもよう^^;

テクポリと言えばCG!と久々に書きましたが、ロリコン大特集ですって^^ でもロリータなのはプラレス三四郎の真知子ちゃんだけでは?

さてでは対決第一弾はSMC777対PC6601から!何の共通点が?と思ったらどちらもキーボード一体型のディスク1ドライブ搭載で価格がほぼ同じなのですね。16色使えるのも同様なのですが、解像度がSMC777は88同等なのでスペックだけなら777かと。ソフト資産なら6601圧勝でしょうけど、両方専用ソフトはかなり少ないと思うので、それも考慮すると勝者は無しかな…^^;

続いて、正に私がどちらか悩みに悩んだX1D対88mkⅡ!スペックならPCG+PSGがあるX1D圧勝なのですが、値段が少し高く、88mkⅡは88と8001の豊富なソフト資産が魅力で、マジ悩みました^^; まあX1Dは前機種のテープソフトの使用に色々問題があり、3インチフロッピーは後に採用されず1年後には5インチドライブのturboが登場。88も1年ちょっとでSRが出てそちらはFM音源+グラフィック高速化で当面の標準機となってしまい、即ちどちらを買っても残念な結果となるのですけれど^^; まぁ私はSR出た後もかなり楽しんだし後にVAでSRソフトも遊んだのでいいのですけれどね!

お次は298パソコン対決!同等性能のMSXが大半5万以上した時にすげえ安すぎ!と思いますが、からくりがあってBASICが別売りだったり、キーボードがポコペコでカセットインターフェース無かったりだったりなんですね…^^; なおぴゅう太mkⅡも7月に出て、そちらはコントローラもBASICも付いてて、本格的キーボードになって298なのですが、もうこのクラスは数の暴力でMSXに蹂躙されて勝者無しな感じですね…><

お次は7対決!?PASOPIA7は木村親子の広告の色数がよく分からなかったでのすが、タイリングペイントの組み合わせから重複を除くと27色になるのですね^^; 価格がFM7より更に安くて、モモ描きベンチも早く、サウンドもこの頃貴重な6音、そしてFM7の欠点のキースキャンの問題も無さそう。テキスト表示が特殊だそうですが、FM7も似たようなもんだし…あれ?PASOPIAの全勝ではって気もするのですが、ソフトを考慮すると断然FM7が魅力なんですよねえ><

ベーシックマスターやMULTI8らの対決に続いて、大ヒット機の後継機対決!80mkⅡはかなり売れたんじゃないかと思うのですが、FM7対決同様MZ2200もグラフィックは640×200の8色表示で88同等なのですよね。金額は5000円高いだけなのに…^^; 8001の豊富なソフト資産はあるものの、やはり最低でも320×200ドット8色と、6001同等のPSGがあったらなあと思うのでこちらも勝者無し?><

そしてMZ700対P6mkⅡの低価格機対決!価格が5000円安いものの、P6mkⅡはグラフィック画面に16色使える様になって、3音のPSGに加えて喋れる様にもなったので、個人的には断然P6mkⅡですねえ^^ ソフトが豊富で筐体もカッコ良く、売れてたと思います。私の知人にも元ユーザーが二人いたり。MZ700は不可能は無いものの、グラフィック画面が無いのでせめて単色でもPCGがあればなあ。後継機のMZ1500にはフルカラーのPCGに6音PSGまで付くのですが^^

次はこちらの対決なのですが、JR200はグラフィック画面はあるけどかなり荒く、ゲームは64個のPCGメインになるみたいなので、MZ700と対決した方が合ってたような?値段も同じだし^^ 一方RX78は値段や性能的にMSXと対決の方が合ってると思うのですが、MSX機は数が多すぎるのでMSXだけで対決してます^^; まぁグラフィック性能は27色出せたり、ビットマップ8色でLINEやBOXコマンドも使えるみたいなので、むしろMSXがこのスペックだったらAVGとかが捗ったのになあって感じですが!><

他、16bit機やポケコン対決が載ってますが、何故か98は登場せず。

ゲーム紹介はAppleからの移植ソフトから。AEは絵は奇麗なものの、シューティングと言うよりギャラガのボーナスステージとミサイルコマンドを合わせたような内容がイマイチでした^^; ミステリーハウスは遊んでみたかったなあ。トランシルバニアは雰囲気大好きで、パロディゲーム作ってたけど^^

84年頭にもうディスクマガジンが登場してるの凄いですね!内容はやはりミニゲームとかCG中心なんですね。そして薄っすらおもちゃ屋で見た気がするゲーム機、MY VISION。テーブルゲームに特化したハードな感じですが、花札の画面結構綺麗だし解像度高い様な…ホントにこのゲーム機の画面かな?^^;

ナムコがMSX参入の記事。キャラが単色なのが残念でしたが、スプライトのおかげでX1マッピーとかより移動が滑らかで良いなと思ってました。そしてNEC攻めてるなあ出し過ぎでは!?そのせいか6601多分そんなに売れなかったですよね?

インタビューコーナーは芸夢狂人氏。中古でソードM-100買って、最初に作ったゲームは1万円で買い取りだったのですね。やっす^^; やはりスペースマウスが一番売れたそうで、35年後リメイクされるだけあります。私的には宇宙旅行が凄い遊んでみたかったですが、88で出なかったんですよね~>< そして6大学マイコンクラブが選ぶ、83年BEST3。アルフォスが強い感じですが、早稲田の1位がゴミムシくんなの何で?と思ったら自分らで作ったのね^^;

このコロニーオデッセイの記事も印象的でよく覚えてました!パロディ要素がある宇宙版デゼニワールドみたいなゲームを、当時珍しいディスク6枚組の大ボリュームのゲームを!女性6人で創ったって凄いと驚いて!…ホントに?^^; ←疑い深い汚れた大人

続いてApple移植のDrolの紹介。私はベーマガの追いつけ追い越せAppleのスーパーソフトで知った気がしますが、ロードランナーやチョップリフターの様には日本でヒットしなかった印象で、そもそもSC-1000にしか移植されて無い?画面は98のWOOMっぽいですね^^ そしてリトルギャング知らないなと思ったら FM7専用で、マッピーをまんま1画面にしたようでワロタ^^; 猫とネズミは逆になってます。

FAN FUNはシンプルですが面白かったですね。ボーナスステージがシューティングゲームになって、大事にしてた風船を逆に撃ちまくるのも良かった^^ 最近3Dリメイクされましたっけ?芸夢狂人の宇宙旅行は、この頃にダライアス以上にルート分岐しまくり、色んなシューティングが楽しめるの凄い^^ スリーピーシェリフはこまめに寝ないといけないのが面倒なだけでした><

ギャラクトロン全く記憶に無いですが88でも出てたのですね^^; 大石油王は知ってましたが地味なマネーゲームって感じで興味があまり…>< コンストラクションはパックマン風ゲームのキャラや迷路やタイトルロゴをいじれるツクールの走りなんですが、コンテストまでするなら面毎に迷路変えられるとかして欲しかったですねー。速攻飽きた想い出^^;

釣りゲームは何本も作りましたが、この頃にもう出てたのですね^^ ドクロンの館は遊んだ事ありますが、こちらもマッピー似かと思いきやゲーム性全然違いましたね。そしてシャーウッドフォレストは、遊撃手と違って普通に紹介してます^^

88multi2
  • 88multi2
  • レトロゲーム誌収集とその電子化・研究に今更ハマったロートルゲーム開発者・3児の父。研究の成果?をまったり発表してます。以下のXにてブログの紹介等ポストもしてます。
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