【1984年】【7月号】月刊ポプコム 1984.07
85年前後のポプコム全然持って無かったのですが、少しだけ増えて来ました。ログイン・コンプ・テクポリとはまた違った魅力がありますね。
目次です。オリジナルプログラムのカラー画面が目次で唯一見られるわけですが、WARP MANがWARP&WARPとかボンバーマンかな?と一瞬思ってしまった私^^;
特集のロールプレイングゲーム大紹介は、ブラックオニキスから。当時としても絵は大した事無かったのですが、新しい階に降りた直後とかはエンカウントの度に、どんな敵が何体現れたのかドキドキしたものです^^
ファルコムのぱのらま島や、クリスタルソフトの夢幻の心臓は本当に日本最初期のRPGって感じです(1番最初では無いですが)。夢幻の心臓はモンスター絵がカッコイイものの、描画が遅かったですよね。
ダンジョンとバウンドット地底世界編とぱのらま島って1983年12月発売だそうで、ボイポスと聖剣伝説(コムパック)が11月、やはり5月発売のクフ王の秘密(光栄)が日本最初のRPGですかね?
2大イベント、マイコンショウ’84と第59回ビジネスショウのレポート。白黒ページに詳細が載ってるのですが、マイコンショウで一番注目を集めたのは新製品のFM-77・FM-new7で、ソニーのSMC-777Cはいち早く4096色中16色を実現したり、サンヨーからMSXを512色中16色にする拡張ユニットが出展されてたのですが、どちらもあまり話題にならなかったですよねえ…。
情報コーナーでもFM-77・FM-new7やSMC-777Cと、X-1Cのマイナーチェンジ2機種に、MSXのWAVY-11・新型パソピアIQ・周辺機器のライトペンなんかを紹介してます。この時点でFM-7は20数万台、X-1は13万台出荷していたとの事で、88は何万台だったんでしょうね。
新刊の紹介。ポプコムのマイコンプログラム漫画の宣伝も兼ねてますが、あの遊撃手が創刊された記事が載ってます。昔数冊買った気がするのですが今全く手元に無く、オクで見かけてもかなり高額なので誰か安価で譲って^^
ソフト紹介コーナーではまずカラーでチラ見せ。三匹のブタさんゲームとかくるくるほびっととかトレックファンの遺産とか、そんなゲームあったっけ?ってゲームが結構載ってて新鮮です^^
まずはラポートのガンダムⅡ。ロールベンチャーと謳ってますが、ミニゲームのアクションもあるADVです^^; 1作目は買ったのですが2作目以降買ってなくて、4~12話がベースなのね…Ⅲ以降って出なかったと思うのですが、話半分も進まないまま未完ですね><
先日紹介したOh!PCでは広告だけでしたが、こちらではレビュー載ってます^^ メジャー度が全然違う2作ですが、★が全く同じです^^
話題のコーナーではAppleのゲームの移植予定とか、倉庫番パート2・1面の解法が載ってます。移植は元の良し悪しもありますが、良移植・苦しい移植とヒット作とそうでないものの明暗が結構別れてたのじゃないかと思います。システムソフトは良い仕事して売れてたし、スタークラフトも売上はわからないですがトランシルバニアとか良かったですね^^ テキストグラフィックでパロったアドベンチャーとか作って遊んでました^^ しかし当時は1万本売れたらベストセラーで、倉庫番は1年で2.5万以上売ってたそうですが、それで幾らほどの儲けだったんですかね?
続いてアドベンチャーゲームの画面描画速度について。瞬間画面表示が登場し出した頃ですが、ラインとペイントで描画するものもどんどん速くなって、先のガンダムが1と2で4倍近い速さなのがシャアも真っ青な感じです^^ そしてカロリーソフト2本はどれ位売れたんですかね?
話題の機種レポート。MZ-1500は80/1200と互換性があり、カラーのPCGと片面64KBの安価なクイックディスクが付いているのは良かったのですが、グラフィックが無い(PCGで代用するので重ねられない)のと安価なパソコンは6001mkⅡとMSXが圧倒的だったので、残念ながらそんなに売れなかったのではないかと思います。