【1984年】【9月】ファンロード別冊 マイコン★BOX
ファンロード別冊 マイコン★BOX 1984年9月1日発売 です。
ファンロードはあまり読んだ事無いのですが、本誌にマイコン★BOXのコーナーがあったそうで、それを別冊化したものの様です。たまたま買って実家で30年以上埃被ってました^^;
ファンロード製作の素子姫❤アドベンチャーの発表との事で、カラーページと白黒ページ両方使って大きく紹介してます。新井先生ってログインに登場した時といい、いつもミニスカできわどい印象ですね^q^ でも素子姫❤アドベンチャーってなかなか発売されず87年4月にアソコンから発売で、当時もう結婚もされてたそうで、何か色々凄いな^^; 今は家に3万冊の本とぬいぐるみ4000匹だそうですが…。
ファンロードはラポートの出版なので、当然ガンダムも1・2合わせてカラー5+白黒3ページ使って大紹介してます^^ 5部作の予定だったんですね。
本誌に送られて来た投稿ゲームも載ってます。脱衣が多いなと思いつつ^^; 左上の野球拳はベーマガ掲載のぴゅう太用の絵をコピーしたもの(ぴゅう太用ゲームは方眼紙の様な感じで背景グラフィックが掲載されていた)で、更にそのモデルはうる星のしのぶだと思われるもので、何かもう色々フリーダムな感じです><
ゲーム・マニア奮戦記という事で、アーケード×2、シミュレーション、ADV、RPGのジャンル毎に違う担当が解説と言うか体験記を書いてます。色々ゲームが紹介されてるのですが、画面がSLGはタンクコンバットとU-Boatだけ、ADVはダーククリスタルだけ、RPGはこちらの2つ、アーケードは一切載って無くて、白黒でももうちょっと画面載せとけば興味を惹くだろうになあ…と思ったり^^;
小冊子的なページで覆面座談会やってます。9割方くだらないジョークと悪口なのですが、MSX・FM-7・PC-6001/8801の将来性やジョイスティック規格と値段の話やらNECは機種多すぎとかディスクとかアップルの話とか色々してます^^ 一番印象に残ったのは、FM-7は出てくるのがほとんどロリコンゲームで、いっぱい出てるって話>< …そうでしたっけ?
コンシューマはまず超売れっ子のファミリーコンピュータの秘密!?って事で、カラー・白黒両ページ使って大紹介されてます。これらは任天堂の初期タイトルですが、色数が多くて、他は単色スプライトなのにファミコンは3色使えて、人気となるだけの性能を備えてましたね^^ なのに本体安くてキーボード繋げてプログラムも組め(これは正直イマイチでしたけど)、光線銃も繋げる。そりゃ売れますわ^^ 白黒ページの総評で任天堂にインタビューしていて、キーボード一体型は出さないとか、発売1年で約100万台売ったとか、他メーカーのハドソンからロードランナー等が出るとか聞き出して、末恐ろしいマシンだ、で締めてます。
続いてパソコン・ファミコンの両方と戦う事になったMSXを、「クズもままある中からおすすめのゲーム」を紹介してます^^; ナムコやコナミの人気アーケード移植を、ファミコンより早く楽しめたわけですね。しかしぴゅう太やM5はもっと早くから楽しめたわけで、後から出たのにそれらより性能高く見えないし、あまり安くも無いのは残念でした。背景・スプライトがもう少し色が多いとかスクロール機能があればなあ。
アスキーはMSXを提唱してただけに、ソフトも頑張ってた印象ですね。白黒ページでのMSXの総評はLDゲームに期待、…でした>< そしてバンダイRX-78。グラフィックはMSX以上との事で、27色をドット単位で付けられるらしいのは凄いのですが、イマイチ活かされてるのかわからない…><
続いてATARI 2800。当時よくCM見ましたが、ハード的には数年前に上陸した際と同じでパワーアップしてないので、ファミコンと比べると性能差がありすぎましたね>< とはいえ、裏返せば私が持っていたATARI VCS(2600)でも同じゲームが遊べたので、こちらのポールポジションやベースボールやインベーダーやミサイルコマンドは楽しみました^^ アーケードで遊んだディフェンダーやフェニックスの移植も持ってたら、更にハマっただろうなあ。
続いてセガSC-1000。3000との両展開や追加で1000もキーボード繋げてパソコンになるのは良かったのですが、やはりMSX同様後出しの割には性能がぴゅう太/M5と変わらない様に見えるので、魅力薄でした。ゲーセンで好きだったモナコGPやトランキライザーガン(もどき?)が遊べるのは良いのですが…。
ぴゅう太、アルカディア、カセットビジョン、PV-2000、TVボーイがちょっとずつ紹介されてます。M5(ゲームパソコン)は新機種出て無いから除外か…^^; こうして並べるとカセットビジョンが断トツにドット荒くて低性能な見た目で、公開処刑にしかなって無いですが発売が81年7月なのでやめてあげてーって感じです…>< 後から出たのにTVボーイもATARI2800程度に見えますが^^;
白黒ページでもファミコン・MSXのハード&ソフトレビューの後、こちらのRX-78です。タイミング的にモロにMSXと競合しちゃって全くソフトの印象が無いのですが、折角のドット単位27色のグラフィックをフルに活かしたADVとか、見てみたかったなあ。
そしてセガSC-3000H・SC-1000やぴゅう太・ぴゅう太Jr.の紹介の後に、似た構成のPV-2000・PV-1000の紹介。以前、前者2(4)機種と違って互換性が無いらしいって紹介したと思いますが、こちらにその様な記述はありません。どっち?^^; 人気のナムコのゲームを頑張って出してますが、タイトーのフロントラインがいいなあ^^
ATARI2800とアルカディア。どちらも海外製ですが、アルカディアの方が本国では随分後発の筈なんで、性能差はだいぶある…筈^^; まあどちらもCMバンバン流してたのに日本では売れませんでしたね。
最後に新旧代表との事で、安さが魅力のこの2台^^; 本文では発売されたスーパーカセットビジョンの事を触れてて、スプライトがMSXの4倍の128!とか賞賛してますが、スプライトが強力な替わりに背景が無いんでしたよねえ…><
最後に全体の総評してますが、やはりMSXに比べると他のホビーパソコンは不利って話と、結局選ぶ基準はソフト次第って至極当然な話で概ねまとまってます。