【1988年】【5月】PC Engine HEシステムのすべて 1988.0525
予告しておりました、PC Engine HEシステムのすべて 1988年5月25日発行 となります。
ベーマガ別冊で、オールアバウトナムコとよく似た構成となってます。
目次。当時発売済みのゲームを中心に、基本情報や攻略法を掲載してます。白黒ページではコア構想についてや、分解したり改造したりで充実の1冊ですが、開発インタビューとかもあるともっと良かった^^
まずは妖怪道中記から。いずれのゲームもSTORYや操作方法やテクニック、ゲーム画面やアイテムや敵の説明、そして全マップ等が載ってます。こちらは買いましたけど、たろすけの溜め撃ちはともかく、通常ジャンプが低いのが遊びにくくて好きになれませんでした^^;
竜宮城の乙姫セクシーシーンもチラッと紹介。そして私はどれも見た事無いですが、マルチエンディングも全部載ってます。
初期はこの移植度の高いR-TYPE目当てにPCエンジン買った人も多いのでは多いのではないでしょうか?一見グラティウスのパクリかな?と思わせつつ、溜め撃ちの波動砲や無敵のフォースの前後付け替え、一見役に立たなさそうな対地レーザーなんかを駆使してステージやボスの攻略を考える構成は、正に画期的でした^^ それがアーケードとほぼ遜色ないレベルで楽しめるなんて!
私は1度遊んだ様な遊んでない様な…ですが、2周目のざっくり攻略も載ってます。まぁR-TYPEの前半しか収録されてないので、根本的にボリューム不足なのですよね~^^; パスワードデモの画面がちょっと新規面みたいで良かったのですが、マークⅢ版みたいな新規面か、せめてグラフィック流用で背景と敵の組み合わせ変えたみたいなアレンジ面入れて欲しかったですね。
アーケード版との比較や、この時点で未発売の後半面の攻略を、アーケード版でやってます^^; 上下スクロールが入っちゃうのは、確か解像度の違いでしたよね?コンパイラー戦でプチプチが消えちゃうのは、多分BGにプチプチ描いてあって、コンパイラーの1機もBGなのでじゃないかと思いますが、確かに恐怖感が少し減ってました。そして後半面は、正直あんまり面白いと思わない私>< コンパイラーやステージ6はよく考えてあるなあと思いますが。
私が結構ハマったネクロマンサーも、キャラやアイテム、魔法やマップについて解説されてます。こちらはストーリーを最初から順に説明してるのですが、ラスボスやエンディングについても載ってます^^; ええと、ドラクエじゃなければその辺りも載せていいのでしたっけ!?
ビックリマンワールド。友達が何人か持ってました^^ 私にとってのビックリマンはふすまに穴あいてて眼が覗いてるとかのシールなのと、モンスターランドも興味なかったので借りもしなかったなあ…。でも最初のBGM好きです!
THE功夫は通常技はもちろん、必殺パンチの出し方も載ってます。しかし当時PCエンジンのスプライト性能を魅せつける、ぶっちぎりでデカいキャラでしたね^^ その弊害でメモリや制作の手間が掛かりすぎるからか、ボスキャラの色替え感が凄い。主人公の色替えも3色出るとか^^; しかも色替えと言うか色化け(バグ)に見えるレベルなので、もう少し何とかして欲しかった>< あと必殺パンチのSEも超好きですなのですが、もしコマンド技だったら(既にストリートファイターは出ていた)、私3倍はハマってたと思います。
遊々人生はマップでなく各イベントが載ってます。ほとんど人生ゲームまんまでそれなりに友人らと何度か楽しみましたが、せっかくのマルチプレイのコンピュータゲームなんだし、パラメーターがあってイベントに作用したり、同時に対戦するミニゲームとかあったらもっと楽しいのになあと思ってました。(当時卒業制作でそういうゲーム作ってたのもあり^^;)
上海はルールやモードの他、コツやご褒美画面が載ってます。…嬉しいのかなこれ^^;
戦国麻雀はルール設定、モード説明とこちらの計4ページのみ。脱衣麻雀でない場合、戦国武将や国盗り絡めるのは良い案だと思いますが、光栄の麻雀とかカプコンのクイズとか、被りがちではありますよねー^^
カトケンはアイテムや登場キャラ他マップが大量に載ってて47ページ!当時そこそこ楽しんだのですが、どの辺まで進めたのかさっぱり想い出せねぇ^^;
ビクトリーランは操作方法と画面・パーツの説明と、こちらのステージ紹介の4ページのみ。当時アウトランの代わりとしてそれなりに楽しんだ私ですが、後にアウトランも出るのですよねー^^
その後の発売予定ソフト。R-TYPEⅡ、エイリアンクラッシュ、魔境伝説、ワースタ、ギャラ8、ドラスピ、ファンタジーゾーンは当時買って楽しみました^^ 特に魔境伝説とドラスピは楽しんだなあ。ところでワードナの森って皆そんなに発売待ってました?
白黒ページでは本体分解したりビデオ接続や情報コーナー接続機器作ったり、コア構想とCD-ROMの解説したり、サウンド機能やこちらのスプライト機能について説明してます。比較載ってますが、ホントこのスプライト当時超強力で、同じNECで価格が10倍位する88VAにこのスプライトが載ってたら、全然違う結果になったでしょうに…>< 反面BGは色数はともかく、1面しか無いのがファミコン等と同じでイマイチだったのですが、そこが強化されたSGが別機種でなく、コア構想で強化出来てたらPCエンジンの未来も少し違ってたような気もします。