【1988年】【4月号】Oh!X 1988.04
Oh!X 1988年4月号です。
誌名が変更になって、最初のGAME OF THE YEARの号となります。
目次です。
X68にHDDが搭載された新型登場の一報です。容量20Mか…それでも当時は「フロッピー20枚分だ凄い!」ってなってたんだっけな…。90年代になるとフロッピー10枚組以上のゲームがガンガン出てたと思うので、20Mだと全然足りないと思うのですが、約40万円と今のかなり高級なゲーミングPC並みの値段で、それでも「思い切った価格設定」とされてます^^;
1987年度GAME OF THE YEARの発表です。大賞に相当すると思われる作品賞が三國志との事で、PCの機種関係なく光栄歴史シミュレーションの人気の高さが伺えます^^
他の賞もX・MZらしはあまりないかもですが、違和感ありませんよね。
各賞の続きです。リバイバーとスペハリの健闘が光る中、BROAD SWORDって何?と思ったら右ページ上から2つ目のグラディウスっぽい画面の横スクロールシューティングなんですね。せっかくのハード別専門誌なんだし、こう言ったゲームが1位になるのは良いですね。
しかし石井善司氏に88VAの神羅万象が小馬鹿にされとる…デモ以外の出来がもっと良ければなあ^^;
更に続きです。最後の賞は1位は決めないものの、読者からの各ゲームの不平・文句が並べられてるの面白い^^;
話題のゲームの紹介を、まずはカラーページでチラ見せ。
当時256色の綺麗な背景や、滑らかスクロールが売りのレイドックを、X1やMSXに移植してもなあ…と思ってましたが、まんま後ろの記事で書かれてました^^;こちらの記事では、二人プレイはツインビーだと女の子とやった方が良いが、レイドックは男のゲームだとか書かれてて面白い。
比較に出されたツインビーのレビュー。こちらでは敵に野菜が出るので、ベジタブルクラッシュが引合に出されるのが面白い。あとアーケードゲームの移植もいいけど、そればかりでなくオリジナルゲームを求める声も上がってます。なのでサンダーフォースやジェノサイドが受けたんでしょうね。
シューティングゲームだけでなく、ハウメニロボットや殺意の接吻やワールドゴルフⅡ等々のレビューも載ってます。このシリーズは、最初の殺人倶楽部を少し遊んだけど、フラグ立てが面倒ですぐやめてしまったな…><
そして謎の(シャープとNECの意図が)合体機X1twinの紹介です。ツインファミコンは良い合体でしたし、TVとの合体も配線とか便利な面もあったんでしょうけど、この合体はNECならともかく、ライバルのシャープというのが本当に分からない…。
ネクロマンサーの紹介文に書いてある様に、あの糞長いパスワードを書かなくてもフロッピーに保存できる…位の連携があれば意味があったんでしょうけど、せめてコントローラー位X-1で使えたりしたんですかね!?
なおソフト5段階評価がおまけで付いてますが、R-TYPEが5。ビクトリーランが4。ネクロマンサーとカトケンと妖怪道中記が3。ビックリマンが2で、ビクトリーランとネクロマンサーの評価が入れ替われば、私の評価と近いかも^^
ここでまたスーパーレイドックが取り上げられるのですが、編集部に来るハガキに、やたらスーパーレイドックがすごいと書かれていたそうで。無印よりゲーム性が高い(元が低すぎるだけな気も…)ものの、まるで不思議の国の呪文に掛けられたようで…といった話から、スペハリとシルフィードの3D表現の違いとか、イースのシステムとゲームバランスは素晴らしい!ドラクエⅢもファミコンだが凄い!といった話に展開してます。
新作ソフト紹介と、特集からこぼれたゲームのレビュー。ぎゅわん自己シリーズ人気ありましたね。