【1984年】【8月号】テクノポリス 1984.08
大魔神…ここ見てる人なら知ってるんじゃないかと思いますが、何故最新パソコン全カタログで大魔神なのか…^^;
目次です。あちこちに大魔神^^;
さて、全カタログとして、真っ先にベンチマークテストをグラフにして紹介。正直貴重なカラーページなので先に機種紹介して、グラフは白黒ページでも良かったのですが…^^; ともあれLOOPやDATA READ、演算テストの結果としては、何とPV-2000が勝ちまくっています!続いてFM-7&77、X1D、PASOPIA7&5あたりとなり、少し遅れて80mkⅡ、MZ-700、そして僅差でMSX製が続き、その後ようやく88mkⅡ、そこからかなり開いて6001mkⅡ&6601といった感じです。最下位はFX-780PやUC-2000でポケコンや腕時計型ですね。
こちらのSin積分テスト(時間)はS1が最も速く、FM勢が続いて、次いでPASOPIA7&5にMZにX1にPC80/88…といった感じ。MSX勢はそれらより倍以上遅いですが、6001mkⅡ&6601は更にその倍遅いという…>< 正確さはMSX勢が一番って感じで以外。
コスパはRAMも大事ですがディスプレイやフロッピードライブの有無・数で値段が違ってくるのは当然なので、グラフでの比較は難しいと思いますが、性能とゲームの質ならグラフ一番下のファミコン。プログラムも組めての安さなら、安価なMSXと同等性能で更に安い、ぴゅう太mkⅡと楽ガキではないかなと個人的に思います^^;
続いて一部ベンチマーク付き全機種カタログとなりますが、かなり数が多く、とりわけMSXは多くて5ページも使ってるので、一部だけ紹介。この中だとH1が工藤夕貴の印象が強いです^^
あとポケコンとハンドヘルドも載ってますが、あまりゲーム文化には貢献してないと思うので、丸々飛ばします。後にシグマリオンⅢユーザーになるんですけどね私><
10万円未満の入門機。ぴゅう太mkⅡはまともなベーシックとキーボードを搭載して2万9800円なのは凄いと思いますが、MSXに多勢に無勢で太刀打ち出来ないし、ベンチマークが凄かったPV-2000楽がきは、ぴゅう太の発展版な気もしますが同様ですね。
そしてMZ-1500、PC-6001mkⅡは大変魅力的ですが、この頃にこの価格帯のパソコン買うとしたら、MSXとどちらが良いか悩ましい所だと思います。
しかし88やX1と同等品以上の性能なのに、この価格帯にいるFM-NEW7が一番凄いかも知れませんね^^
続いて10~20万円のポピュラー機。X1Dがギリギリここに入ってますが、1ドライブですよね。X1Cシリーズは10万前半なので、いかにこの頃フロッピードライブが、高価でパソコンの値段を左右するものだったかと言う感じですね。
そして20万円以上の上級機の一部。FM-77て7をセパレートにしてフロッピードライブ内蔵にしただけだと思っていたのですが、高速化や拡張性が異なるそうで。88mkⅡはここに入ってますが、フロッピーが無いモデル10は16万8000円なので、フロッピーが無いポピュラー機も多いだけに、分け方としてどうなんだろうという気もします。
そして更に高級な16ビット機の一部。後にパソコンのシェアをほとんど独り占めする、98の扱いが小さいですね^^;
そしてゲームマシン他。ファミコンはファミリーベーシックが発売されて、298パソコンより200円安くベーシックが使えるとのこと。SG-1000もキーボードが発売され、ベーシックが使えるようになりました。しかし以前のベンチマークで1位だった、M5の後継機のベンチが載ってないのがとても残念です><
広告にナウシカのゲームが載ってましたが、MSX版は蟲を殺しまくるゲームではないようです。オセロマルチビジョンはオセロが内蔵されてるSG-1000互換機なんですよね。珍しいOEMの仕方だと思います^^
ゲーム紹介のカラーページ。ハイパーオリンピックを大々的に取り上げてます。コスモミューターは正直私はあまり楽しめなかったのですが、ハイドライド内藤氏のデビュー作で部品回収とシューティングのボーナスステージの2部構成になってます。
アドベンチャーゲーム幾つかと移植等。白黒ページにドンパンはファミコンの移植と書いてましたが、出て無いと思うしぴゅう太からの移植の筈です。ハイパーオリンピックはゲーム大会の様子もレポート。
待望のX-1ゼビウスの紹介ですが、スクロールがカクカクなのやキャラが重なると抜けてしまうのを、思いっきりアンドアジェネシスの画像でアピールしてしまってます^^; ジェルダは自機後方上視点のゼビウス風の内容から、コクピット視点のスターウォーズ風の内容に変更の続編となりましたが、前作の要素も残して欲しかったですね><
テクノフォーラムではファミリーベーシックの発売や、ぴゅう太mkⅡ発売が改めて記事となってますが、それよりもSC-3000用のフロッピードライブユニットの発売が驚きました。7万9800円ではまず全く売れなかったでしょうが…^^; そう言えばサターン用のフロッピードライブ買って、デザエモン2で使いまくったなあ。